最近の出張はやはり節約節約で世知辛くなりました。
昔は空港からダウンタウンまでタクシーに乗っても、清算の承認はOKだったのですが、今は「電車が有る場合、日中時間帯であれば空港からは電車での移動を基本とする・・・云々」ですと。
まぁ、海外に出ると何かとタクシーを使ってしまい、街の雰囲気を味合わずに旅行をしがちと言われていた日本人。 近頃はそうでもないのかもしれませんが、こと仕事となると時間が勝負。アメリカ出張の際は電車での移動は珍しいことでした。
しかし、今回は空港からは電車で、という社内ポリシーをしっかり守り、サンフランシスコ空港からお馴染みのBARTを利用して市街に出ました。
サンフランシスコは湾があることから、ベイエリアと呼ばれますが、Bay Area Rapid Transit ということでBARTです。
さて、チケットの購入ですが、下の写真をご覧ください。
お金を投入した後、その投入した金額がチケットの金額と同じなるように、足し算、引き算をするボタンが画面の左側に並んでいます。
Subtract $1 を押せば、 画面中央上部の Current Ticket Value が1ドル単位で減額していきます。
5セントも同様です。Add のボタンはその逆で、該当する金額が Current Ticket Value に加算されます。
さて、8ドル10セントのチケットを買いたい場合どうしたらよいでしょう?
先ず、10ドル札を投入した後、Subtract $1 ボタンを2回押して、8ドルまで減額します。
それから Add ¢5 ボタンを2回押して8ドル10セントにします。
写真はその操作が終了したところで、投入した金額10ドルとチケットの価格8ドル10セント、おつりの1ドル90セントが画面上部に明示されています。
それを確認したら、Eのボタン「Print $8.10 Ticket」を押せば、チケットが発券され、おつりが出てくるというわけです。
なんでこんなことするんでしょうねぇ~。 昔アメリカでよくみかけたお店で買い物をした時のおつりと品物の渡し方を思い出します。
つまり、15.75ドルの買い物をしたとき、店の人がやることは、
「15.75」と、商品の金額を言う⇒ 25セント硬貨を渡して「16(sixteen) 」と言う⇒ その上に1ドル札を「17(seventeen)、18、19、・・・」と、一枚ずつ声を出して数えながら重ね、最後に「20(twenty), OK?」と、預かった金額と同じになったことを確認して釣銭渡し作業を終了するわけです。
こんなことをしなくても、暗算力に優れているし、 目的の金額を適切な紙幣と硬貨の組み合わせで即座に財布から出せる ・・・というのは日本人の優れた点であるのかもしれませんね。
しかし、ユーザーの計算能力にバラつきがあることを前提に、誰が操作しても、間違いを最小にとどめるということを目的にユーザーインタフェースを開発すると、こんなやり方になるのかなぁ、と妙に感心してしまった次第です。
